2012年9月15日～18日にかけて、関東地方は南からの暖湿流の影響で小さな雨雲が次々に発生し、目まぐるしく変化する不安定な空模様になりました。関東は台風16号の直接の影響はありませんでしたが、局地的に激しい雨が降った地域もあるようです。
強い南風とともに、小さな雨雲がいくつも通り過ぎた。
© Yutaka Aoki. All rights reserved.雨雲は小さなもので、強い南風とともに10分～20分程で通り過ぎていきます。そして、雨が残る間に日がさしてくると虹が出る確率が高くなります。今更説明の必要もありませんが、虹は太陽光が雨粒により屈折することで起こる大気光学現象です。
虹が見える時間は短い、短時間に効率良く撮影して回る。
© Yutaka Aoki. All rights reserved.今回は虹が出現する条件が揃っていたため、1日に何度も虹を見ることが出来ました。日没近くの虹は大きな半円形で、広角レンズでも全景を写し込むことは難しくなります。そんな時は複数枚に分けて撮影し、撮影後にパノラマ合成ソフトで1枚の画像に仕上げます。
2枚の画像を合成したパノラマ画像。クリックで長辺1024ピクセル表示。
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