2015年10月1日、日本海にある低気圧が北東方向へ進んでいます。今後急速に発達し、爆弾低気圧になると見られています。午後になり北関東の内陸でも雨が降り出しましたが、午前中はまだ日射しもあり、日の出前には燃えるような朝焼けが見られました。筑波山の撮影スポットとして有名な、茨城県筑西市の母子島(はこじま)遊水地からの眺めは最高でした。朝焼けと同時に、筑波山にかかる笠雲も見られました。笠雲は湿った空気が山の頂を越える時に現れる雲で、雨や風の前兆と言われています。北関東には、日光蓑に筑波笠という天気のことわざがあります。山に雲がかかるのは天気が崩れる合図、という意味です。単なることわざではなく、科学的裏付けもあるので馬鹿に出来ません。天気図やレーダーと合わせて活用したい、先人たちの知恵です。
今晩から明日にかけて、全国的に大荒れになる予報が出ています。関東では明日の通勤時間帯に荒れそうですので、時間的な余裕を見て行動したほうが良さそうです。
【お知らせ】
*茨城県つくば市西平塚の白飯家にて写真を展示しています。
http://www.cho-ke.com/*新ポケット版 学研の図鑑 雲・天気に写真が掲載されました。
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