2013年7月12日、地元茨城県筑西市では、最高気温が33.3℃と6日続いた猛暑日は一段落しましたが、7日から6日連続で竜巻注意情報が発表され、大気の不安定な状況が続いていました。日中の昇温により北関東の山沿いで雷雲が発生、日没近くなって群馬県南部より発達した積乱雲が近付いて来ました。大きく張り出したかなとこが見られ、日が落ちると雲の内部で稲妻が光る幕電が見られました。前日までのシビアウェザーと違い、今回は雷撮影を楽しむことが出来ました。
昼間の雷は動体視力と反射神経が頼りですが、日が落ちた後はバルブ撮影が出来ますので、比較的簡単に撮影することができます。落雷地点から約20km離れた場所で待ち構え、雨や落雷の危険がない状態で撮影することが出来ました。幕電により浮かび上がったかなとこ雲の前方には、積乱雲に先駆けてやって来るガストフロントのアーチ雲がハッキリと見えました。夜間の雷は花火のように綺麗で、何度見ても飽きることがありません。
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