2015年4月8日の名残雪

2015年4月8日、日本の南岸に停滞する前線上に低気圧が発生、さらに寒気の流れ込みにより北関東や甲信地方で季節外れの雪が降りました。茨城県西部から栃木県南部でも午前中を中心に雪が降り、多いところでは1～2cm程度の積雪になりました。2～3日前には20℃を超えて汗ばむような陽気でしたが、今日は冬に逆戻り、ダウンジャケット、手袋、ニット帽の出番になりました。地元周辺の桜はピークを過ぎていますが、今日の冷え込みで少々長持ちするかもしれませんね。

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季節外れの降雪で、桜と雪のコラボレーションが実現した。© Yutaka Aoki. All rights reserved.

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ヨシ焼きで火災旋風

2015年3月22日、毎年恒例の「渡良瀬遊水池のヨシ焼き」が行われました。ヨシ焼きは、害虫や外来種駆除の目的で行われる春の風物詩です。当日、茨城、栃木、群馬、埼玉、4県にまたがる広大な遊水地に火が放たれる様子をカメラに収めようと、多くの写真愛好家や観光客が集まりました。年により条件が変わるためベストショットを撮ることが難しいですが、うまく条件が重なると、炎の熱で発生する旋風「火災旋風」を見ることが出来ます。火災旋風は炎の熱で上昇気流が発生し、そこに横風が加わることで発生する旋風です。時に炎をまとうこともあり、火柱が上がることもあります。関東大震災では避難場所で火災旋風が発生し、多くの犠牲者を出した恐ろしい現象です。Wikipedia : 火災旋風 - http://goo.gl/Z8q6dn（外部リンク）。







火災旋風は上昇気流以外に風の流れや地形も影響している。© Yutaka Aoki. All rights reserved.

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夕陽に染まる尾流雲

2015年2月6日、前日は南岸低気圧の影響で雪や雨が降った関東地方、明けて6日朝は冷え込みが厳しく、関東各地で放射霧が観測されました。地元茨城県筑西市でも放射霧を観測、前夜の霙と朝の冷え込みの影響で車のドアが凍り付き、道路はブラックアイスバーンになりました。日中、天気は回復したものの、夕方になって一時雨がぱらつきました。雨雲の代表格である乱層雲から尾流雲がのびている状態で、見た目には迫力のある雲が通過していきました。荒天をもたらすような雲ではありませんが、夕日に染まる尾流雲はとても不気味に見えました。





筑波山に懸かる雨雲が、夕陽の赤で不気味に染まった。© Yutaka Aoki. All rights reserved.

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