2016年7月7日、午前中に一気に気温が上がり、地元茨城県筑西市では12時過ぎに34.5℃まで上昇しました。ところが12時を境に一変、冷たい北東風が入った影響で茨城県は急に気温が下がり始めました。13時までの1時間で3℃ほど低下、17時過ぎには23.3℃と10℃以上も気温が下がりました。北東風(東風…こち)が長引くと凶作になるとも言われますが、今回は一時的なものでしょう。東寄りの冷たい風が入ると沿岸で霧が発生するため、筑波山地に横長の層雲がかかることがあります。大蛇雲(おろちぐも)とも呼ばれ、梅雨の時期に見られます。
*筑波山地(雨引山~加波山)にかかる大蛇雲、2013年6月12日撮影。この時も北東風の影響。
*出典…気象庁アメダス
当日午後、北関東では30~40%ほどの発雷確率でしたが、午前中のムシムシした湿気もどこかに行ってしまい、ほぼ雷が期待できない状況になりました。18時過ぎから栃木県の山沿いで雨雲が発生、苦し紛れに追うも短時間にザッと降っただけでした。今シーズン、まだ3回しか雷鳴を聞いていません。本当にどうしてしまったのか。今週末、台風1号の動き次第で北関東の状況も変わると思われ、直撃しない地域でも台風に振り回されることになりそうです。
*2016/7/11(月)に雷害リスク低減セミナーが行われます。詳細は以下URLです。
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