2014年3月21日、冬型の気圧配置が強まり西寄りの強風が吹き荒れました。地元、茨城県筑西市では最大瞬間風速21.9m/s(西北西)、撮影地の下妻市では20.7m/s(西)を観測しています。前日にまとまった雨が降ったため、午前中は風塵が見られませんでしたが、午後になって急速に地面が乾燥して、今シーズン一番の凄まじい風塵が発生しました。強風のピークは14時頃で、それ以降は少しずつ風が弱まり、15時以降は風塵も終息しました。
動画の後半、センサーに付いた砂塵が画面に映り込んだ。© Yutaka Aoki. All rights reserved.
ピーク時には筑波山が隠れてしまうほど砂塵が舞い上がり、上着のポケットや耳の中までジャリジャリになってしまいました。カメラのマウントにも砂塵が混入してしまい、動画の後半は画面にゴミが映り込んでいます。風塵撮影は、撮影者にも機材にも厳しい条件になるため、集中が切れる前に撮影を終えるようにしています。
高く舞い上がった砂塵の影響で、空が黄色く霞んで見える。© Yutaka Aoki. All rights reserved.
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