日本三名瀑のひとつ、茨城県大子町の袋田の滝が凍結したとの情報を得て、現地へ出向きました。袋田の滝は久慈川支流の滝川に位置し、高さ120m幅73m、4段に落下するため四度(よど)の滝とも呼ばれています。1月中旬頃には8割程度まで凍結が進んだそうですが、下旬になり暖かな日が続いたため、1月29日の時点で3割程度の凍結となっています。撮影に行ったのは1月28日夕方ですが、見た感じでは4~5割り程度の凍結に見えました。
大子町は茨城県最北部、栃木県北部・福島県南部と隣接しており、厳冬期の最低気温は-10℃前後と、茨城県内でも寒冷な地域です。12月下旬から2月上旬頃の厳冬期には滝が氷り、氷爆が見られます。近年、完全凍結したのは2012年で、それ以降は完全凍結していません。また、滝川の本流である久慈川上流では、シガと呼ばれる流氷を見ることができます。
*袋田の滝・凍結情報
http://www.ibarakiguide.jp/seasons/fukurodawinter.html 観瀑台へは、有料の袋田の滝トンネルを通る必要がある。© Yutaka Aoki. All rights reserved.
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