2014年3月18日、関東に春一番が吹きました。昨年は3月1日に吹いており、例年より2週間以上遅い春一番になりました。地元、茨城県筑西市の最高気温は20.7℃、最大瞬間風速は15.4m/s(南)でした。春一番には定義付けがされており、立春から春分の頃、日本海を進む低気圧に向かって吹き込む、シーズン最初の南寄りの暖かく強い風(8m/s以上)とされています。
春一番とともにやって来るのが、厄介な現象風塵(ふうじん)です。今シーズン2度目の風塵撮影でしたが、前回は西寄りの冷たい風で寒さに震えながらの撮影でした。今回は気温も上がり、春本番といった陽気になりました。この日は思ったほど風が強まらなかったこと、田畑が湿っていて乾いた部分が少なかったこともあり、空を黄色く染めるような大規模な風塵にはなりませんでした。ちなみに、英語で風塵はBlowing Dust、砂塵嵐はDust Storm、と言います。
茨城県下妻市付近にて、筑波山と厄介な風物詩、風塵。© Yutaka Aoki. All rights reserved.
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